嵐『We Can Make It!』原曲の真相と制作秘話!名曲の軌跡
2007年5月にリリースされて以来、ファンの間で特別な輝きを放ち続ける嵐の通算19枚目のシングル『We can make it!』。松本潤が若き料理人として奮闘した日本テレビ系水曜ドラマ『バンビ〜ノ!』の主題歌としても知られ、夢に向かって泥臭く前進する背中を力強く押してくれる傑作ポップチューンです。
北欧スウェーデンの楽曲をベースに構築された洗練されたサウンドと、櫻井翔が書き下ろした熱いサクラップが見事に融合した本作には、実は多くのリスナーを驚かせる制作秘話が存在します。本作の誕生背景から原曲との違い、ボーカルのパート割り、そしてサブスクリプション時代における現代の評価まで、メディア視点で徹底的に深掘りします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2007年5月2日に発売された嵐の19thシングルで、松本潤主演ドラマ『バンビ〜ノ!』の主題歌として社会現象的なヒットを記録。
- 要点2:原曲はスウェーデン出身アグネスの『Love is All Around』。サクラップと日本語詞により日本発の極上エールソングへ再構築された。
- 要点3:名盤アルバム『Time』への収録や歴代ライブ映像、現在の各種音楽配信サブスクでも愛聴され続ける嵐の飛躍期を象徴する1曲。
【ドラマとの共鳴】松本潤主演『バンビ〜ノ!』主題歌としての鮮烈な記憶
嵐のシングル発売日である2007年5月2日、世に放たれた『We can make it!』は、瞬く間にオリコンチャートの首位を駆け上がりました。その熱狂の背景にあったのが、松本潤主演ドラマ『バンビ〜ノ!』との完璧なタイアップ効果です。
福岡から上京した主人公・伴省吾が、六本木の超高級イタリアンレストラン「バッカナーレ」の厨房で挫折を味わいながらも一人前の料理人を目指す姿は、視聴者に強い共感を呼びました。ドラマの緊迫した調理シーンや葛藤の場面から一転、エンディングで流れる『We can make it!』の爽快なイントロは、まさに明日への活力そのもの。ドラマのバンビ〜ノ 主題歌として、物語のメッセージ性と楽曲の疾走感が見事にリンクし、嵐のファン層を一気に拡大させる起爆剤となりました。
【原曲の真相】スウェーデン発『Love is All Around』と嵐の制作秘話
ファンの間で今なお語り継がれる最大のトピックが、We can make it 原曲の存在です。実はこの楽曲、スウェーデンの人気オーディション番組『アイドル』で優勝した歌姫、アグネス・カールソン(Agnes)が2006年に発表した『Love is All Around』のカバー(サンプリング・リメイク)作品となっています。
原曲は北欧ならではのキャッチーなメロディラインと透明感あふれるダンスポップナンバーでした。ジャニーズの制作チームはこの優れた骨格に着目し、大胆なJ-POP的アレンジを施します。単なる直訳カバーに留めるのではなく、ドラマのテーマに合わせた力強い日本語詞を乗せ、さらにオリジナルには存在しない櫻井翔の本格的なラップパートを組み込むことで、原曲の持つダンサブルな魅力を活かしつつ、疾走感に満ちた全く新しい嵐の代表曲へと昇華させました。
【歌詞とサクラップ】櫻井翔が紡いだリアルな葛藤と前進のメッセージ
嵐『We can make it!』の歌詞が持つ説得力は、理想と現実の狭間でもがくすべての人々の心情をリアルに捉えている点にあります。「思い通りにいかない日々を 抜け出そう」というストレートなフレーズは、失敗を恐れずに挑む勇気を与えてくれます。
楽曲の中盤で空気を一変させるのが、櫻井翔 サクラップの存在感です。櫻井自身がペンを執ったラップリリックには、「まだ見ぬ世界」「一歩ずつ踏み出す足跡」といった前進への意志が緻密な押韻とともに刻まれています。メロディパートの清涼感とサクラップのエネルギッシュなフロウが対比を描くことで、楽曲全体のドラマ性が何倍にも増幅されています。
【ボーカルワーク】大野智のハイトーンと緻密なパート割りの妙技
本作の完成度を語る上で欠かせないのが、5人の声質の特性を最大限に活かしたWe can make it パート割りの構造です。AメロやBメロでは各メンバーのソロやペアボーカルがテンポよく交代し、聴き手を飽きさせない立体的な展開を見せます。
サビにおける全員の力強いユニゾンはもちろん、終盤のクライマックスで楽曲の熱量を最高潮へ引き上げるのが大野智の伸びやかなハイトーンボイスとフェイクです。厚みのあるコーラスワークの中で大野の高音が突き抜ける瞬間は、楽曲に圧倒的なカタルシスをもたらしており、嵐のボーカルグループとしてのスキルの高さを証明しています。
【PVロケ地と演出】スタイリッシュな空間美が描いたグループの成熟
ミュージックビデオ(PV)の洗練されたビジュアルも、当時の音楽シーンで大きな話題を集めました。We can make it PV ロケ地は、大がかりな回転ステージとムービングライトが組まれた都内近郊の特設スタジオセットで撮影されています。
無駄な装飾を削ぎ落としたインダストリアルな空間の中で、モノトーンを基調としたシックな衣装に身を包んだ5人が魅せるダンスフォーメーション。カメラワークと照明の陰影が織りなす映像美は、従来のアイドル像から一歩進んだ「洗練された大人の嵐」への進化を鮮烈に印象づけました。
【アルバム『Time』からサブスクへ】現在も愛され続ける名曲の現在地
シングル発売の約2か月後、2007年7月11日にリリースされた名盤嵐『Time』アルバムにも本作は収録されました。アルバムツアーの東京ドーム公演をはじめ、国立競技場でのステージなど、数々のWe can make it ライブ映像において重要なセットリストの一角を担い続けています。
2019年の全シングル解禁以降、嵐 楽曲 配信サブスク(Apple Music、Spotifyなど)でも日常的に再生され続けています。リリースから年月が経過した現在でも、朝の通勤・通学時やモチベーションを高めたいときの定番曲として、幅広い世代のリスナーに選ばれています。
【嵐『We can make it!』】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:原曲となったアーティストと楽曲名を教えてください。
A1:スウェーデンの歌手アグネス・カールソン(Agnes)が歌う『Love is All Around』(2006年発売)です。嵐版は日本語詞への変更と櫻井翔のラップ追加により独自の進化を遂げています。
Q2:『We can make it!』が収録されている代表的なアルバムは何ですか?
A2:2007年発売の7thオリジナルアルバム『Time』のほか、ベストアルバム『5×10 All the BEST! 1999-2009』『5×20 All the BEST!! 1999-2019』にも収録されています。
Q3:現在、サブスクリプション配信でフル音源を聴くことはできますか?
A3:はい。Spotify、Apple Music、Amazon Music、LINE MUSICなど、主要な各種ストリーミングサービスで公式配信されており、いつでも高音質で楽しむことが可能です。
まとめ:時代を超えて希望を灯し続ける嵐の金字塔アンセム
嵐がメガヒットグループへと躍進する転換期に生まれた『We can make it!』。ドラマの世界観に寄り添いながら、洋楽ポップスの洗練と日本のポップスが持つエモーショナルな熱量を融合させた本作は、単なるタイアップソングの枠を大きく超えた完成度を誇ります。
不透明な日々の中で立ち止まりそうになったとき、この曲が放つ「私たちは成し遂げられる」という真っ直ぐなメッセージは、今も変わらず私たちの背中を温かく押し続けています。 (出典: 嵐 we can make it(Yahoo!ニュース))